【感想】ONE PIECE_第924話_その２

この記事では、2018年11月12日発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE 第924話』に対する管理人の感想を掲載しています。その為、『ONE PIECE』の一部画像を引用させて頂いております。ネタバレあるのでご注意ください。

このページは２ページ目です。１ページ目はコチラからどうぞ。

２ページ目の目次

• 思い出す…京都麦わら道中記
• 描かれなかったチョッパーの大活躍！！
• タイトルで大爆笑！
• あんた誰！？
• 再び出会った最悪の世代
• 始まり方と終わり方
• 最後に…

では、下記より感想文２ページ目スタートです！（引き続き宜しくお願いします！）

思い出す…京都麦わら道中記

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

47号に掲載された921話において、カイドウの正体が初めて明かされて以降、twitter等でカイドウ強過ぎとか、ルフィがどのように倒すのか想像がつかない等、カイドウに対する多くの意見を見ましたが、管理人が一番に思ったことは「強さとかどうでもいい！尾田さんの描く龍…かっこよ過ぎやせんか！！！！」って事でした。

以前、尾田さんは龍を描くのは難しいと語られたことがありますが、（どこに記載があったかすぐに思い出せないです…分かる方、コメ等で教えて頂きたいです。）そんなことを彷彿とさせないカッコいい龍です。立派なツノに長いヒゲ、背ビレ、角に、爪、どこを見てもカッコ良すぎます…( ；´Д｀)堪らんです……

で、龍とワノ国で思い出すことがあります…
そう、2017年10月に2週間ほど行われたONE PIECE「京都 麦わら道中記〜もうひとつのワノ国〜」です！実際に京都まで足を運ばれた方も多いのではないでしょうか？管理人も二泊三日で参加させて頂きました。（いつか記事書きます。）

その「京都麦わら道中記」のイベント開始前に、作者の尾田さん自身も「ワノ国編の取材」として京都を訪れていたのは記憶に新しいです。

取材地はイベントと関係の無い場所もありましたが、実際に足を運んだコアなファンの方も多いはず。さあ、思い出しましょう…尾田さんがどこを取材していたか…そして龍が関係するところ…と言えば……

そう、建仁寺！！！！
龍と麦わら道中記と言えば「建仁寺」が思いだされます。 この建仁寺に尾田さんの龍のかっこよさのポイントが隠れているのでは？と思ってい、当時撮影した写真を漁ったらありました！龍の絵が！

建仁寺には国宝の屏風絵「風神雷神図」などが飾られていますが、その数ある展示物のなかでも代表的なのが、こちらの「双龍図」です。この天井に描かれた二匹の龍の迫力…どこかカイドウを思い出します。

また、双龍図以外にも「建仁寺方丈障壁画　雲龍図襖」がありますが、こちらにも雄大で優雅な龍が描かれています。(この画像は実際に建仁寺を訪れた時に撮影いたしました。）

上で紹介した双龍図や雲龍図ですが、どちらも龍が二匹描かれていますよね…これ、凄い気になってるんです。原作にもカイドウ以外に龍が出てきてますよね…光月家の跡継ぎ「モモの助」は人造悪魔の実「SMILE」ベガパンクの造った人造悪魔の実を食べてしまい、龍に化けることが可能になってしましいました。（コントロールできていませんが。）

安易な考えですが、原作においても双龍図等の様に二匹の龍が同時に描かれるのではないでしょうか？敵同士で対立している感じの迫力のある絵ですね、きっと！！！

描かれなかったチョッパーの大活躍！！

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

皆さんはこのシーンで疑問に思ったことがありませんか？管理人はチョッパーが見当たらないという事を2周目で気づき、3周目で地面の代わりになっていたのかと気づかされました！！

どうことか…カイドウが熱息（ボロボレス）を放つ直前、くノ一のしのちゃんが熟々の術を使い地盤沈下を起こします。
ここでベポが「地面が抜け落ち〜」って言ってるんですよね。地面あるやんって思ってたんですけど、よく見ると気持ちようさそうな毛が生えていて顔があるじゃ無いですか！！

そう、チョッパーが咄嗟の判断でガードポイントで地面に嵌まって皆んなを助けたってことが分かります！彼が居なければ男組は海の中でしたね（笑）
しかも、「ズブ・・ズブブ・・・」って音を描かれていることから、チョッパーが少しづつ落ちているのが伺えます。毛皮で嵌まっている様なものだから滑っちゃうんですね。
予想ですが、しのちゃんが熟々の術を放つ瞬間からチョッパーがガードポイントを使用するまでのコマを尾田さんは描かれていたのではないでしょうか？でもページの都合上、省く他なかった…って思っています。

チョッパーが「ガードポイント」って言った後に、サンジが「よくやったチョッパー」って言って、照れたチョッパーが一瞬、ガードポイントを解除しちゃったりしたのかな…で、慌ててもう一度ガードポイントを使う的な…。でそこからサンジが女性陣を助ける流れ…（読みだがっっだ！！！！）

タイトルで大爆笑！

第924話のタイトルは“は”です。久しぶりの一文字タイトルですね。
尾田さんは話数タイトルには基本的に注目してほしい場所や台詞を使ったり、重要なポイントを使われますよね。

以前の一文字タイトルは第132話の“ね”でした。この時は無茶をしようとするルフィを説得して、ビビが医師を呼んでほしいとお願いをした後に「ね、わかってくれた」の「ね」を表していました。（何が重要かって、このビビの行動でルフィが1つ成長したんですよね。）

では、今回の“は”はと言うと…めっちゃ面白いところだから観てね！ってことで使われていると思われます。

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

実際に皆さん爆笑したのでは無いでしょうか…？あ、でもロビン推しの方はダメっだのかな？
で、ここで注目したいのは何故、こんなに驚いたのか…って事なんですよね。

そりゃそうでしょ、カイドウと闘って倒された号外を見れば…て思われるかもしれないですが、その前に考えてみてください…フランキー達はルフィ達が上陸した事を知るのは全員集合するタイミングだったはずなんですよ。

そう、号外を受けとってルフィの文字を見てワンクッション「なんで、ルフィ？」の疑問が一度彼らの頭によぎったのです。そこからのカイドウとの一騒動でめっちゃ驚く流れ。既にルフィが上陸した事を知っていた場合、八の字眉毛になるほど驚かなかったんですよね。（驚きはしたでしょうが…）

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

で、さらに注目して頂きたいのがゾロのこの顔です。なんて顔してんだ！！って思うかもしれないですが、ゾロだけは号外に驚いた顔を描かれてないんですよね。

じゃあ、この顔は言ったい…って思うかもしれませんが、良く読むと「きく」って言った後に号外の話に触れて驚いていますよね。そう、効いてるんです。わさびのツンっとした香りが効いてるんです！つまりこの顔はわさびが効いている顔なんです！しかも何個も食べているから「わさび寿司」が好物になったかもしれないですね。（さすが緑同士！）

あんた誰！？

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

ルフィが連れてこられた檻のすぐ近くにもう一つの檻が。

その檻の中に謎の影…中には毒魚を与えても効かず生き延びる生物がいるらしいのですが一体誰なのでしょう…？
魚の骨を抜かないで与えてしまうとそれが凶器になってしまう生物…想像つきません…味方なのか？それとも敵か？

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

一言言えることは、多分能力者ではないきがします。
理由は、檻の色が黒では無かったため。基本的に対能力者用の檻はONE PIECEの世界では海楼石でできた檻が「黒」で描かれています。
今回、ルフィが入れられた檻も黒いで描かれていましたが、この生物が入れられている檻は白でした。果たして…一体誰なのか。登場が楽しみです！！！！

再び出会った最悪の世代

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

いやー、ついに出てきました…かっこよすぎませんか？ユースタス・キャプテン・キッド！！！！最悪の世代の一人であり、アプー、ホーキンスと同盟を組んでいたキッド！目の前に落ちてきたカイドウとの戦いに敗れたのか、アプーとホーキンスはカイドウに付きましたが彼だけは違かった！！今でもカイドウを許さずにギラついた眼で牢屋に捕まってまっしたね！（きっとアプーとホーキンスも協力しているフリをしてるだけと信じてます。）

キッドもルフィと同じく「腹にくくった一本の槍」を持っており今でもその槍でカイドウを仕留める事だけを考えていると思うと、この先、ルフィとの共闘がありそうです。

始まり方と終わり方

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

第924話でワノ国編の第一幕が完結しましたけど、この終わらせ方…面白い！！！！
皆さんはワノ国編がどのように始まったか覚えていますか？お面をつけた女性が三味線を弾きながら幕が開き、語りが入りながらの開演！

出展：集英社：ONE PIECE 巻九十

この三味線を弾いてた女性が幕を閉めるのです。

出典：集英社：週刊少年ジャンプ2018年50号掲載「ONE PIECE 第924話」

そして、今回の第一幕完！開演から第一幕の完結までの流れ…まるで歌舞伎のようではありませんか！ということは、今、我々読者は歌舞伎でいうところの幕間にいます！！！！
ここから先、更に終盤に向けて話が盛り上がって行くんですよね！まるで歌舞伎の世界を漫画で表現されているようでワクワク止まりません！！！！構成としては歌舞伎と同じぐらいの第3幕までか、4幕ぐらいまででしょうか…？さあ、幕間のこの時間を利用して沢山のご飯食べましょう！！！！

こういう演出を思いついて「ONE PIECE」の世界観を崩さずに表現できる凄さ、次の話も必ず面白いと思わせる尾田さんが大好きです！！！！

最後に…

ONE PIECE 924話の考察をネットで見かけますが、みなさんすごいなと思いながら感心させられるばかりです。鬼ヶ島への上陸だったり、ゾロの左目の開眼だったり、鬼徹関連の話だったり、本当はもっと描きたいことが山ほどありますが、これ以上長くはできないのでここまでにしておきます。最後まで御一読頂きありがとうございまいました。

ONE PIECE 925話は2018年11月26日発売の週刊少年ジャンプで読めます！コミック派の方も乗り換えても良いかも？！さあ、これからも皆さんの生活の中に良いONE PIECEライフがあらん事を！！！

その１はコチラ｜２